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浜ちりめんができるまで

職人が精魂込めて
​​​​​​​丁寧に仕上げております

吉正織物工場では原料の仕入れから出荷までの
38工程を一貫して製造しております。
白生地の最高峰と言われる
​​​​​​​ 浜ちりめんの製造工程をご紹介します。

緯糸の製造工程

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原料

1.

原料

世界最高品質の原料「生糸」を使用しております。

糸繰り

2.

糸繰り

かせの生糸をボビンに巻き取る作業です。

合糸七本、合糸三本

3.

合糸七本、合糸三本

ちりめんは、その種類によって必要な糸の太さや組み合わせが違います。そのため、目的に合った糸を作る必要があります。この合糸の工程で、何本かの生糸 を引きそろえて、木枠 に巻き取ります。木枠には、四角形と六角形があり、最近では六角形が多く使われています。

緯煮き(ぬきたき)

4.

緯煮き(ぬきたき)

生糸を熱水中で煮くことによって、生糸の表層のセリシンという成分が水をふくんで、ふくれて柔らかくなります。そのため、生糸自体が柔らかくなり、引きそろえた糸同士が接着します。こうすることにより、次の工程で糸に強い撚りをかけることができるようになります。また、乾 くとセリシンが固まり、撚り止めとしての効果も生まれます。

下管巻き

5.

下管巻き

緯煮された木枠の生糸を水撚糸機 用の管に、右撚用と左撚用に分けて、 下管に巻く工程です。

八丁撚糸

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八丁撚糸

水撚糸機で、下管 に巻かれた生糸に、水をかけながらさらに撚りを加えて、決められたよりの数にする工程です。

3本の下撚り済み揚げ返し

7.

3本の下撚り済み揚げ返し

カベ撚り用合糸

8.

カベ撚り用合糸

イタリー撚糸(カベ撚り)

9.

イタリー撚糸(カベ撚り)

カベ撚り揚げ返し

10.

カベ撚り揚げ返し

上撚り

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上撚り

変りちりめん用の緯糸の最終工程で7本八丁撚 糸とカベ糸とを合わせながらさらに撚りを加える工程です。

上管巻き(うわくだまき)

12.

上管巻き(うわくだまき)

上撚りで出来上がった緯糸を織機で織る為の上管に巻く作業です。

経糸の製造工程

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原料

1.

原料

世界最高品質の原料「生糸」を使用しております。

ソーキング

2.

ソーキング

ソーキング[下漬け]には、いくつかの方法がありますが、糸を油剤に漬けたり、油剤をふりかけたりして、糸に滑りやすさ・柔らかさ・静電気を防ぐ性質などを 加える工程です。こうすることにより、後の工程で、糸が取りあつかいやすくなります。

乾燥

3.

乾燥

ソーキング【下漬け】した生糸を脱水した後、竿にかけて乾燥します。弊社では自然乾燥に最も近い方法で乾燥しています。 ※写真は綛の状態です。

糸繰り

4.

糸繰り

かせの生糸をボビンに巻き取る作業です。

ワクたて

5.

ワクたて

ワク立て(ボビンを並べる作業)

整経、巻き取り

6.

整経、巻き取り

経糸を織機に仕掛けるための前工程で、製品の種類ごとに本数、長さ、幅を整えて作ります。整経で巻き取った糸を織機にかけるビームに巻き取る作業を【巻き取り】といいます。

経継ぎ

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経継ぎ

織り終わったものと同じ規格のちりめんを引き続いて織る場合、織り終わった経糸と新しい経糸とを結びつなぐ作業です。この作業をすることにより、「綜絖通し」 と「筬通し」の工程がはぶけます。

機掛け

8.

機掛け

7、8で出来た経糸を織機に仕かける工程です。 

合流後の製造工程

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製織
製織

1.

製織

経糸と緯糸を織機で織り上げていく工程です。

生機検査(きばたけんさ)

2.

生機検査(きばたけんさ)

織り上がった生機を検査する工程です。
​​​​​​​※生機とは、精練する前の生地の事です。

精練と組合検査

3.

精練と組合検査

浜縮緬工業協同組合共同加工工場へ、検査の済んだ生機(きばた)を、精練と組合検査の為搬送します。 

製品検査

4.

製品検査

浜縮緬工業協同組合共同加工工場で精練検査を受けて仕上がった製品を弊社の基準に従って用途別に自社検査いたします。検査の方法は、自然の反射光による検査、自然光による透かし検査、蛍光灯の透かし検査などがあります。ここで検査をパスした商品には、浜ちりめんの印章が押されます。

マーク印押し

5.

マーク印押し

出荷

6.

出荷

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